普通のテレビCMなのにやたら感動するものってありますよね?
大手ガス会社の東京ガスのCMが昔から感動すると話題になっています。
今回は過去に放映された感動的な東京ガスのテレビCMをまとめていきます。
東京ガスのCMの感動シリーズは「家族の絆篇」「家族のはなし篇」「その他」にわけることができました。
今回はその中でもウルっとする作品の多い「家族の絆篇」をまとめます。
全部見たら涙すること間違いないでしょう。
「家族の絆・山菜の味」篇
放映時期:2008年
キャスト:北浦愛さん 他
主人公は幼少期、祖母の家で祖母の作った山菜の煮物を食べ「おいしい」と言ったことをきっかけに祖母は毎年山菜の煮物を作って主人公を待ちます。
主人公は忙しくなり毎年は祖母の所に行けなくなってしまいます。
数年ぶりに祖母を訪ねると認知症を患っていて主人公のことも忘れてしまっています。
しかし、あの時と同じ味の山菜の煮物を食べさせてくれたことで、祖母の味を忘れず守り抜くことを決心します。
「家族の絆・お父さんのチャーハン」篇
放送時期:2009年
キャスト:初音映莉子さん、きたろうさん 他
父は昔から母不在時などにチャーハンを作っていました。
味も見た目もイマイチだが毎回「うまいか?」との問いに娘は無言です。
娘が成長して忙しくなったり外食が増えたりでチャーハンを食べる機会も減ってしまいます。
娘は結婚することになり、結婚式の3日前に涙を流しながら「チャーハンが食べたい」と言い、父にチャーハンを作ってもらいます。
父の「うまいか?」という問いに娘は「うまい。それとありがとう」と涙ながら返す。
スポンサーリンク
「家族の絆・お弁当メール」篇
放送時期:2010年
キャスト:水島かおりさん、野村周平さん 他
息子は高校生になり母との会話が減ってしまします。
毎日の弁当で息子にメッセージを伝えようと、喝をいれたい時はトンカツ、彼女ができたことが分かった時はハートをあしらったお弁当、誕生日は賑やかなキャラ弁など3年間作り続けると誓います。
息子からの返信はないが、毎日空になって返ってくる弁当箱が最高の返信でした。
お弁当最後の日、空の弁当箱の中に「ありがとう ってずっと言えなくてごめんなさい」と書かれたメモが入っており母は涙します。
「家族の絆・おてつだい券」篇
放送時期:2011年
キャスト:安藤サクラさん、中村育二さん、銀粉蝶さん 他
娘は幼い頃から父を怖く感じており、会話すらあまりないような関係でした。
父の誕生日に「おてつだい券」を渡すも「ありがとう」と一言返すのみでそのおてつだい券が使われることもありませんでした。
時は流れ、父は定年退職で最後の出勤日となり、父は娘にボロボロになったおてつだい券を出し、「お母さんへの礼を手伝ってほしい」と母に料理でお礼する為娘に手伝いを依頼します。
父の定年退職の日の夜は父が作った夜ご飯を家族3人で頂くのでした。
「家族の絆・ばあちゃんの料理」篇
放送時期:2013年
キャスト:大和田健介さん、草村礼子さん 他
共働きの両親に代わって祖母に育てられた主人公が就職で実家を出ます。
優しいが食べ方にだけは厳しい祖母はいつも昔ながらの魚料理を作ることが多くあり、社会人になっても魚の食べ方を褒められるなんてことも。
一度友達が主人公の家に夜ご飯を食べに来たことがあったが昔ながらの日本食は友達には合わずほとんど残してしまいます。
「口に合わなかったかね?」と言う祖母に対して主人公は「古臭いんだよ!」と強く言ってしまいます。
祖母のご飯が恋しくなり帰省し、過去の暴言を誤るも祖母はいつも通り優しく微笑むだけでした。
スポンサーリンク
「家族の絆・母からのエール」篇
放送時期:2014年(その後打ち切り)
キャスト:岸井ゆきのさん 他
主人公は就活生で就職活動に励んでいますがなかなかうまく行かずに書類選考や面接に落ちる日々。
そんな中、努力の甲斐もあり就活に関して手応えを感じ始め、最終面接までこぎつけます。
最終面接も手応えがあり、嬉しくなり今日は家でご飯を食べるとお母さんに電話し、うきうきで帰路につきますが、家の目の前で最終面接を受けた企業からの不採用のメールが来ます。
ショックを受け近くの公園のブランコにいると、お母さんが迎えに来ます。
お母さんを見て泣いてしまいますが、その後帰宅してお母さんの料理を食べてまた前向きに就活を頑張っていこうと思います。
「家族の絆・母とは」篇
放送時期:2014年
キャスト:岡山天音さん、渡辺えりさん 他
主人公が母のあるあるを語るというCMです。
「ノックせずに勝手に部屋に入ってくる」「涙もろい」「プレゼントをあげると引くほど喜ぶ」「誰よりも遅く寝て、誰よりも早く起きる」「いつの間にか年をとっている」などなど共感できるあるあるをひたすら流します。
食事をしている時に母が「どお?」と尋ね、主人公は「うまい」と答え「世界一料理がうまい」というあるあるで締めくくられます。
「家族の絆・やめてよ」篇
放送時期:2016年
キャスト:平田薫さん、塚本晋也さん 他
主人公である娘が父に対して「やめてよ」と思うことがひたすら流れるCMです。
共感できる人も少なくないのでしょうか。
「娘の化粧を嫌がる」「Tシャツをズボンにインする」「テレビに出る人に文句言う」「娘への返信が異様に早い」などなど世の中の父に感じることが多いであろうことがたくさんあります。
結婚が決まった娘に「寂しい?」と聞かれ父は「寂しいな」に対して「やめてよ、本当のこと言うの」
結婚式当日、バージンロードを歩く前に父は「幸せになれよ」に対して娘は涙を流しながら「やめてよ、お父さん」と締めくくられています。
スポンサーリンク
「家族の絆・似たもの親子」篇
放送時期:2017年
キャスト:青木さやかさん、白鳥玉季さん 他
母が娘について呆れていることを言っていきます。
「ウソ泣きする」「すぐ他の家と比べる」「学校行きたくないと週一で言う」「流行りにすぐ飛びついて、すぐ飽きる」などなど
娘も母について思うことを言っていきます。
それが娘に思うことと全く同じなのです。
最後は落ち込むタイミングも2人同じで、自分よりお互いの心配をします。
母「何かあった?」 娘「ママこそ」 母「美味しいもの作ろうか!」
と餃子を作って食卓を囲むのでした。
「家族の絆・ウチの家族」篇
放送時期:2018年
キャスト:才藤了介さん、坂井真紀さん、奈緒さん、岡島遼太郎さん 他
主人公が自分の家族の変だと思うところを言っていきます。
「アレでなんでも通じる」「夕飯何がいいか聞いておきながら結局母が決める」「子供じゃないんだからって言うくせに子供のくせにとも言ってくる」などなど。
そんな仲良し家族も姉が1年間留学で家を出ていくことになっている。
母は涙ながらに姉の大好きなコロッケを作り、姉は「おいしいよ」と涙ながらに言うとそれにつられてまた母が泣いてしまいます。
そんな大げさだけど暖かい家族を主人公は「ウチの家族やっぱり変だし」と締めくくります。
「家族の絆・母のチーズケーキ」篇
放送時期:2019年
キャスト:長友郁真さん、桜井ユキさん、寺島しのぶさん 他
主人公は昔から母の作るチーズケーキが大好きで、何かある度に作ってもらっていましたが母は早くに亡くなってしまします。
時は流れ主人公の結婚式の日、チーズケーキが出てきて食べると母の味だと気付きます。
新婦は主人公の母からの手紙を読み始めます。
手紙には、結婚式でもチーズケーキを作るという果たせなかった約束を手伝ってほしいとレシピも入ってました。
結婚式で出されたチーズケーキはその母のレシピを基に新婦と父が作ったケーキだったのです。
最後は結婚式場の母の遺影は置かれた席に母が現れ、息子に「おめでとう、よくがんばりました」と、父には「ありがとう」と伝えます。
最後に
今回は東京ガスのCMの「家族の絆篇」をまとめました。
全部見て頂けましたか?
もしそうなのであれば今頃涙している頃ではないでしょうか?
ウルっとくるものも多いですが、心が温かくなるものやグッとくるものなど素晴らしい作品が多いですね。
30秒から数分の短いCMでここまで人の心を動かしてしまうなんて改めてすごいと感じました。
今回まとめきれなかった「家族のはなし篇」とそれ以外のCMについて別の記事でまとめましたので是非ご覧ください。
この先も東京ガスさんには感動できるCMを放映し続けてほしいですね。