今回はいい意味でも悪い意味でも注目を集めている転売について書かせて頂きます。
私自身学生時代(5～6年前)転売をして小遣い稼ぎをしていたので当時のことも含め書かせて頂きます。
そもそも転売とはいろいろな意味がありますが、今回は希少価値のある物や人気な物を定価で購入し、それ以上の価格で売却して購入代金と売却代金の差額分の利益を得るというビジネスという意味合いのことで書いていきます。
買って売るだけでなぜ儲かるのか
なぜ買って売るだけで利益が出るのか？ですが、それは需要と供給の問題です。
供給(販売される商品の数)より需要(求められる商品の数)が上回ると欲しくても買えなかった人が定価以上の金額を出し購入します。
このような理屈で定価で買うことのできた人は儲かります。
ようするに需要と供給で需要の方が上回る商品を予想し、購入して売却して利益を出すということです。
簡単そうに思えますが以外と難しいのです。
需要が高いと思われる商品を予想して、更に供給数を予想しなければなりません。
どんな人気でも求められる数より販売される数が上回ってしまっては利益は出ません。
また、需要の方が高い商品を購入することも容易ではありません。
そして、物を購入して売却するということは一度はお金を支払うことになりますのでそれなりの資金も必要となってきます。
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私がやっていた転売
それでは実際に私が学生時代にやっていたことを紹介します。
私はファッション系の商品で転売を行っていました。
具体的にいうとsupremeというブランドのファッションアイテムやNIKEやadidasのスニーカーなどです。
supreme
5～6年前は並んで買うことが基本でしたので人気の商品の発売の前日、若しくは前々日から店舗へ出向き並んでいました。
最高で45時間くらい並んでいたこともあります（笑）
そして、商品を購入して売却する。それで利益が出るのです。
ただ、時間がある人でないと難しいかもしれません。
スニーカー
スニーカーに関しては前日からの並びと言うよりは発売日当日の朝に抽選をし、当たった人だけが買えるというシステムがほとんどでした。
また、ネット抽選なども数多くあったので運が良ければ複数買えるということも。
私や多くの転売をしている人はネット抽選は全て参加し、当日の抽選も各店舗の抽選時間を把握した上で少しでも多くの店舗の抽選に参加できるようなルート、順番を考えて回っていました。
転売は稼げるの？
実際に稼げるのか？ってところが一番気になるところだと思います。
結論的に稼げる場合もありますし、稼げない場合もあります。
並んだり、抽選に参加しても必ずしも買えるとは限りません。
また、並びや抽選に参加するには以下のような経費がかかります。
- 長時間並ぶ場合の飲食代
- 交通費
- 売却時の手数料や送料
これらの経費を引いてどれだけ利益が出るかと考えなくてはなりません。
買えたとしても必ずしも定価以上で売れるとも限りません。
意外と稼げないということも多々あり普通の夜勤のバイトをした方がいい場合もあります。
それに購入にクレジットカードを使った場合、1か月くらいの間で売却しないと引き落としがきつくなるなんてこともあるかもしれません。
そのようなリスクも考えた上で転売を行いましょう。
ただ、1万円のものが10万円になるなんてこともありますので儲かることももちろんあります。
最後に
学生など資金の限られている人や知識の十分でない人は転売は稼ぐという意味ではあまりお勧めはできません。
しかし、自動購入ツールなどを使い大量に購入できるのであれば話は別ですが、莫大な購入資金が必要となります。
知り合いに副業で転売をやっていましたが、脱サラして年間1,000万円以上稼いでいる人もいます。
学生や多額の資金を出せない人には厳しいかと思います。
ただファッションが好きなのであれば並んでる最中に同じ趣味の人との出会いがあったり、別の職種の人と出会ったりいいことも沢山あります。
今はsupremeはオンライン抽選だったり、コロナの影響でスニーカーも店舗抽選がなかったりするので少なからずオンラインを使わなくてはなりません。
それに自分で使わないにしても購入して手元にあることで商品を眺められるので私はそんなに稼げなくてもやっていて楽しかったです。
同じ趣味の人と繋がれたり、小遣い稼ぎ、商品を手にする幸福感などの面では私自身やってよかったと思ってます。
数年とはいえ時代が違うのでどれだけ参考になるかわかりませんがぜひぜひ参考にしてみて下さい！
