「岸井ゆきの」と聞いて顔がパッと浮かびますか?
浮かぶ人も浮かばない人もいるとは思いますが、顔を見れば分かる人は多いのではないでしょうか。
実力派女優として知名度もぐんぐん上げてきています。
最近の有名どころでいうと「私たちはどうかしている」や「99.9-刑事専門弁護士-」「天国と地獄~サイコな2人~」などの作品に出演されています。
そんな岸井ゆきのさんですが、過去に東京ガスのCMに出演したが打ち切りになってしまったという過去があるようです。
どのようなCMだったのか、打ち切りになってしまった理由など調べていきます。
また、岸井ゆきのさんの演技力についてもまとめていきます。
東京ガスのCMってどんなもの?
岸井ゆきのさんが出演した東京ガスのCM、家族からの絆「母からのエール」篇が2014年に短い期間放送されておりました。
これがその話題の東京ガスのCMです。
ご覧いただければ分かるとは思いますが、このCMを簡単に要約します。
岸井ゆきのさんは就活生で就職活動に励んでいます。
なかなかうまく行かずに書類選考や面接に落ちる日々。
毎日ご飯を用意して待ってくれているお母さんに当たってしまったり、友達は先に内定を決めていたりと気持ち的にもネガティブに。
そんな中、努力の甲斐もあり就活に関して手応えを感じ始め、最終面接までこぎつけます。
最終面接も手応えがあり、嬉しくなり今日は家でご飯を食べるとお母さんに電話し、ケーキ屋でケーキを買って帰路につきます。
しかし、家の目の前で最終面接を受けた企業からの不採用のメールが来ます。
ショックを受け近くの公園のブランコにいると、お母さんが迎えに来ます。
お母さんを見て泣いてしまいますが、その後帰宅してお母さんの料理を食べてまた前向きに就活を頑張っていこうと思うというストーリーです。
東京ガスのCMは岸井ゆきのさんのCMと同じように、グッときたりウルっときたりと心に訴えかけてくるようなものばかりで話題になりました。
東京ガスの感動的なCMについて別でまとめておりますので是非ご覧ください。
涙が出ること間違いないでしょう!
東京ガスのCMが打ち切りになった理由は?
今回紹介した東京ガスのCM、家族からの絆「母からのエール」篇は残念ながら打ち切りになってしまいました。
理由はなんでしょう。
それは就職氷河期だった当時、リアルすぎると話題になり批判の声もあったからと言われています。
就活生が皆、就活に苦労してうまくいったと思っても落ちてしまい大変な思いをしておられました。
そんな中のこのCMの放送で、就活に苦労しながらもうまくいった人、現在苦労している人、これから就活を控えている人それぞれにいい印象より悪い印象を与えてしまったようです。
就活氷河期が終わった今は普通にグッとくるCMとして見ることができますが当時は違ったようです。
それで打ち切りになってしましました。
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岸井ゆきのさんの演技力も関係していた?
CMだけでなくドラマも映画も舞台も、どんな素晴らしい脚本でも演じる人によって受ける印象は変わってくると思います。
棒読みだったり心情と違った表情や声のトーンで演じていたら感動する作品でも感動はできません。
このCMを演じた岸井ゆきのさんは演技力はあるのでしょうか?
岸井ゆきのさんの演技力に関して調べてみたらすぐにわかりました。
2019年にはNHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演した際は岸井ゆきのさん26歳でしたが演じたのは14歳の少女でした。
全く違和感がないと話題になりました。
2017年には「おじいちゃん、死んじゃったって」で映画では初主演を果たし、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しました。
賞を受賞するということは多くの人に演技力を認められた結果、即ち客観的に見て演技力があるということでしょう。
今回の東京ガスのCM、家族からの絆「母からのエール」篇では岸井ゆきのさんが当事者になりきって演じたからこそ多くの人の心に刺さり、打ち切りという結果になったとも言えます。
演じた作品が打ち切りになってしまったとはいえ、女優さんにとっては誉め言葉のようなものかもしれませんね。
最後に
今回は女優・岸井ゆきのさんが演じた東京ガスのCM、家族からの絆「母からのエール」篇が打ち切りになった理由と岸井ゆきのさんの演技力についてまとめました。
ざっくりまとめるとこんな感じです。
- CMは就活がうまくいかず苦しむ女性のストーリー
- 当時就職氷河期だった為、リアルすぎる内容に批判の声が続出して打ち切りとなった
- 岸井ゆきのさんは賞を受賞したり、26歳で14歳の少女の役を演じるなど演技力には定評がある
そんな岸井ゆきのさんは2021年夏のドラマ「#家族募集します」に出演されます。
役どころも重要な人物のようなので今後益々注目されること間違いなしですね。
岸井ゆきのさんの今後も活動も要チェックです!